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音ゲーを遊んでいる皆さんは「指押し」という言葉を聞いたことがありますか?
指押しとは文字通り指の関節を使ってノーツを捌く技術のことを指します。
手首や肘を使うよりも早く動かせるので多くの音ゲーが上手くなるにつれて必要になってくる技術なので、早めのうちに理解を深めていきましょう。
※この記事は指先を細かく動かす多くの機種向けに書かれています。故に腕を大きく動かすドラムマニアや太鼓の達人、maimaiなどではあまり役立たないものになりますのであらかじめご了承ください。
なぜ指押しする必要があるの?
簡単に言ってしまえば上のレベルに行くにつれて複雑な動作を要求されるからです。16分の乱打がIIDXならレベル11、チュウニズムならレベル12上位、SDVXならレベル15あたりから登場してきますが、これらを手首から上の関節のみで捌こうとすると早さについて行けなくなります。
仮に追いついたとしても体力を多く消費する上に後のレベルにステップアップできなくなるため、早めのうちから習得できると良いですね。
また、長押しが絡む配置も押しやすくなります。
手の関節について
指押しに必要なのは関節の使い方を理解することです。筋力は必要以上には使いません。まずそれを知ることから始めてみましょう。
筋肉で無理に押そうとすると腱鞘炎になってしまうので絶対にやめましょう(楽器をやっているかたは教則本やレッスンを通して一度くらい見聞きしたことがあるかもしれませんね)。
次の写真を見てください。手首から上には丸の数だけ関節があります(一本の指に三つですね)。これを多く扱えるほど指押しが上手くなります。
親指の関節は独特の配置をしています。もう片方の手で触りながら動かしてみて理解を深めましょう。
まずはこの玉子を覆うような手の形を真似して関節が存在していることを理解しつつ動かしてみましょう。
特に赤い点の関節を動かしてみると指の構造が理解できると思います。ここに意識して指を動かすと無駄に力を入れなくてもスムーズに動いてくれます。
まずは手首の独立から
頭で理解していてもすぐには実践することはできないと思われます。日頃から間接を意識して指をワシャワシャさせて慣らしつつ、手首を使えていない方は先に手首を使えるようにしましょう。
今まで肘のみで操作していたコントローラーをふたつの関節で操作するのですから、単純計算で2倍早く動かすことができます(本当だろうか?)。
さらに練習を重ねていずれは指の関節も使えるようにしていきましょう。
指の先を使おう
使う関節を増やそうとすると、指は自然とコントローラーに対して垂直に立つ形になると思います。
すると指の腹ではなく指の先でコントローラーを操作するようになりますね。2~3回の縦連打はこの形で指先を跳ねさせるイメージでうまく脱力すると体力を消費せずに捌くことができます。
爪の先と指の腹の間、と表現するのが適切でしょうか。また、爪は短く切っておきましょう。日常生活でもケガの原因にもなりますし不衛生ですからね。
以上が指押しの解説になります。楽器やパソコンでのタイピングにも役立つと思います。指を使う人ほど身に付けておきましょう。
また、横認識の考え方も早めのうちから知っておけると上達速度が段違いです。
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