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IIDX(弐寺)の初心者向け解説 ②ステップアップモードで上達しよう - 音ゲーの遊び方を丁寧に解説するブログ
IIDXの操作がだんだんと分かってきたあなた。段位認定 初段を受けるあたり(レベル6がクリアできるようになる頃)から運指を身につけるとこれから先で役に立ちます。
習得する時期が早いほど今後の上達も早くなるのでぜひ身に付けましょう。
"運指"って?
馴染みのない言葉でしょうが、日常的に出てくる表現なら「ホームポジション」と呼ぶでしょうか。基本の各ボタンを押す指をあらかじめ決めておき、譜面を見てから押すまでに掛かる時間を短縮することが目的です。
運指にはいくつか種類がありますが、上達したい方に特にオススメしたいのが「1048式」と呼ばれる運指です。
1048式という運指について
スクラッチ側の親指を人差し指の下にくぐらせるように指を置く配置です。
実際にやってみると次の図のようになります。
2Pサイドで遊んでいる方は次の図のようになります
実際に押すときは、以下の点の位置を押すことを意識すると無理なく押すことができます
2Pの方はこちらです
Q.なぜこの運指を推すの?
A.後述する3:5半固定と相性が良く、スクラッチと同時に8つの同時押し(全押し)が降ってきてもスムーズに押すことができるからです。また、使っているプレイヤーが多いので人に教えてもらうとき/教えてあげるときに資料を見つけやすいです。
3:5半固定運指も習得しよう
1048式を使うと押せない配置があります。
▲I was the one(80's eurobeat style) レベル6
▲With your Smile レベル6
こういったスクラッチと鍵盤を同時に押す配置です。これを押せるようにするためにもうひとつ運指を覚える必要があります。それがこの3:5半固定運指です。
実際にやるとこのようになります。
2Pの方はこのようになります。
これによってスクラッチ側の2つのボタンとスクラッチを片手で押せるようになります。
(3つの鍵盤を同時に押すべちゃ押し運指というものがあります。十段くらいまで必要性は薄いのでここでは扱いません)
うまく押すコツは中指が12時の方向を向いていることです。スクラッチを押して回しながら鍵盤を押しましょう。
ふたつの運指の切り替えについて
1048式から3:5半固定に切り替えるには親指を支点にして中指を12時の方向に向けることを意識すると良いです。スカることなくスクラッチを押すことができます。
これらを繰り返し練習して習得できると上達速度が大幅に早くなります。現実的には八段あたり(レベル11を遊ぶあたり)からは必須と言えるくらい大切な技術なので、少しづつでいいので練習していきましょう。
~六段あたりまでは運指が身に付いていくだけで昇段できます。段階を踏んでステップアップしていきましょう。
記事中の写真で出てきた家庭用コントローラーとソフトを揃えるとこの段階をスムーズに安く通過することができます。以前記事を書いたので参考にしつつ環境を揃えることをおすすめします。
また、指押しという技術を習得できているととても役立ちます。習得に時間がかかるので少しずつ意識して練習してみましょう。
今回はここまで。次回は便利なオプションの話をしたいと思います。
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