音ゲーの基本は「譜面を見てから」「正しいタイミングで演奏する」ことです。今回は「譜面を見る」ということについて詳しく解説したいと思います.
☆この記事はある程度音ゲーを遊ぶことに慣れた方~を対象にしています。
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目次~各音ゲーの初心者向け記事のまとめ~ - 音ゲーの遊び方を丁寧に解説するブログ
音ゲーを画面構成で分類する
現在ゲームセンターで稼働している/スマホアプリとしてリリースされている音ゲーだけでも多くの作品が存在しています。
スタンダードな上から降ってくる/奥から手前に飛んでくるタイプの音ゲーと、それ以外とに大別することができます。
後者のタイプにはmaimaiやシンクロニカ、グルーヴコースターなんかが該当しますでしょうか。
今回は前者についてお話します。
ビートマニアIIDXやチュウニズム、ガルパなど多くの機種がこのタイプですね。
これらの機種に共通するのは横認識をすると上手に演奏することができるという点です。
IIDX(弐寺)の初心者向け解説 ①遊び方の解説 - 音ゲーの遊び方を丁寧に解説するブログ
チュウニズムの初心者向けの解説 ①遊び方の解説 - 音ゲーの遊び方を丁寧に解説するブログ
横認識という考え方
IIDXプレイヤーに向けたページですが、おおよそ当てはまるのでこのサイトを参考にしていきます
スタンダードな音ゲーでは譜面の流れてくるレーンを帯状に焦点を合わせることで効率よく譜面を認識することができます。この認識方法を横認識と呼びます。
横認識をするメリット
横認識を維持できるとスピード設定を限界まで上げることができます。
スピード設定を早くするほどノーツとノーツの間隔が広くなって捌きやすくなりますが、プレイヤーが反応できるスピードを超えてしまうと逆に認識することができなくなり捌くことができなくなります。
横認識を習得できるとこのプレイヤーの反応できるスピードの限界を上げることができるので、より難しい譜面を、より正確に捌くことができるというわけです。
ここで「スピード設定が遅くてもうまい人はいるじゃないか」と感じた方は勘が鋭いですね。その理由は後述するのでもう少し読み進めてください...。
横認識をするメリットを理解したら実際にできるようになりましょう。
横認識を習得しよう
図の楕円で囲った位置を横に広く見てプレイしてみましょう。
どの音ゲーでも構いませんがレーンの上のほうを見てください。遊んでいるうちに目線が下がってもいけませんよ。
※操作に慣れている音ゲーで実践することを強くオススメします
IIDXの場合
チュウニズムの場合
バンドリ!の場合
普段横認識をしていない方は「いつもより譜面が遅く見える」と思います。スピード設定を遊びやすい数値まで上げてもう一度横認識をしてみましょう。
この「いつもより譜面が遅く見える」という感覚が大切です。自分の反応できる限界のスピードを見つけましょう。
音ゲー側で判定に対して早いのか遅いのか表示(FAST/SLOW設定)できる機種ではこれを活用しましょう。
SLOWが頻出したら早すぎる合図です。もとの値に近づけましょう。
▲現在ほとんどの音ゲーで詳細な判定を表示するオプションが存在している。リズム感に自信のない人ほど活用していこう
横認識を維持できるようになろう
スピード設定を自分の限界に近づけるほど、横認識をできていない時に譜面が見えなくなります。調子を維持できる技術があると捗りますね。
以前こんな記事を書きました。ご一緒にお読みください...
どこで視線を固定するのかを選ぶ
前述の方法ではレーンの上のほうに視線を固定しましたが、この視線を固定する位置は上下どこでも構いません。スマホアプリの音ゲーでは遊ぶ姿勢で、アーケード音ゲーなら身長や座高で自分にとってベストな高さが変わります。
基本的には目線と液晶とが垂直になる場所に合わせましょう。そこから上に上げるほど難しい譜面を捌きやすく、下に下げるほど譜面を正確に捌きやすくなります。
▲あなたが伸ばしたい能力はどっち?間を取って両方をまんべんなく伸ばすのもアリだ
ここで視線を下に下げるほど「同じスピードなのに譜面が早く見える」はずです。改めてスピードを適正な値まで下げていきましょう。
見ないなら隠してしまった方が良い
また、視線を合わせている位置より上の画面は表示していても見ないため、隠すことができるオプションが存在する機種があります。これはSUDDEN+オプション、またはシャッター機能と呼ばれています。
この機能が存在しなかった頃は画面にタオルを掛けて画面を隠していたらしいですね。
▲IIDXでは「ノーツが流れるのにかかる時間」を緑色の数字で表記して、レーンの高さと判定ラインの高さを変更してもスピードを合わせやすくしている。自分の体格に合わせてベストな値に設定しよう
これがうまい人でもスピード設定が遅い人が居る理由になります。判定ラインに近い場所に視線を固定することができれば比較的遅いスピードでも正確に押すことができますね。
また、プレイ中に目をどれだけ開いているか、メガネを掛けているかでもプレイ画面の縦幅が変わってくるので如何に自分に合ったスピードと視線の高さを見つけられるかが大切になってきます。
縦認識という概念について
横認識と対になる考え方として、縦認識というものがあり、その名のとおりノーツを縦軸を意識して捌いていくという認識方法です。
これを使うメリットとして縦連打が捌きやすくなる点が挙げられます。
IIDXの連続スクラッチやギタドラなどではこの認識方法をしたほうが捗る場面がちょくちょく出てきます。
横認識にも苦手な譜面傾向があることを知っていてください。
今回の記事はここまで。譜面の見方およびスピード設定を改めて上達しましょう。
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