振り返り日記も最終回に。8ヶ月間くらいの期間のお話です
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中伝に合格し、それに相応しい地力を付けようとモチベが上がっている状態を味わったら皆伝になるために必要な技量を考えてみましょう。今まで通り先人たちのブログ記事や5chの過去ログを漁っていきます。
皆伝になるために必要な技量
よく受験資格として提示されるのが三闘神と呼ばれる3曲をHARDクリアすること。
これはHARDクリア難易度が地力Aランクに位置している
・quell ~the seventh slave~
・Bad Maniacs
・MENDES
の3曲を指していています。現在は同ランクの譜面がたくさん増えたため、すべて埋めておきたいですね。
バトマニとquellは発狂BMSを活用して地力を上げまくってどうにか埋まりましたがMENDESにはそうとう苦戦しました。
僕のした非効率的なプレイ
当時の僕は皆伝になることしか頭に無かったため、MENDESをプレミアムフリーモードを活用して粘着していました。
もともと三闘神の中でも難しい譜面であることに重ねて、序盤にいやらしい配置があるため圧倒的な地力を付けてから埋めるか当たり待ちするかの二択を迫られました。
...ほかの2曲をHARDクリアしてから粘着したにも関わらず500回ほど挑んでも埋まってくれず、無駄なクレジットと時間を使ってしまいました。結局3ヶ月ほど地力上げに勤しんで少し粘着したらランプが点いてくれました。
上手くなるためには無駄な選曲を避けるべきだなと反省しました。
合格圏内へ向かおう
三闘神を埋められたとはいえ、まだ受験資格を得た段階。癖を付けてしまわないようにせめて地力だけは上げておきましょう。発狂BMSでは当時の発狂六段、2019年6月現在の段位認定コースなら発狂五段になれれば地力的には大丈夫だと思います。
▲このあたりでBMSとIIDXは別のゲームになってきます。それぞれの楽しさを味わいたいですね
また、☆11のHARD埋めもしておくべきですね。Dやらの特殊なギミックのある譜面は正直やる必要はありませんが、全譜面HARDクリアで埋まっているという事実がメンタルを安定させてくれます(?)。
中伝上位の実力があれば☆11全白はおそらくできるはずなので少しづつ埋めていきましょう。

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課題曲を攻略しよう
三闘神を埋められたらようやくスタートラインに立つことができます。しかしこの段階では皆伝になることは難しいと思われるので地力を上げつつ各曲の対策をしていきましょう。
1曲目~足切り~
当時はperditus†paradisus、Rootageバージョンでは嘆きの樹がここに位置していますね。ラストで40%くらい残せる地力が無いと2曲目の灼熱をどれだけ上手くできたとしても3曲目の卑弥呼が抜けられないと思います。
嘆きの樹に癖を付けないようにするためにも地力を高めることを考える方が良さそうです。
2曲目~連続スクラッチ~
みんな大好き灼熱Beach Side Bunnyです。スクラッチの練習をしてこないとここでどん詰まりするそうですね。
▲ハンクラ動画がある曲はどんどん活用させてもらいましょう
皿曲に耐性を付ける
皿曲を上手くなるには皿曲をやるしかありません。本格的に連続した皿が飛んでくるようになるのはレベル10からです。まずは灼熱HYPERをHARDクリアを安定させられるくらいに練習しましょう。
連皿を捌くコツはスクラッチを捌く時に手が押して、引くという動作をしていることを理解することです。
それぞれターンテーブルが回転する角度を比べてみると押す動作のほうが多く回っていることに気づくはずです。この比率が同じくらいになるように引く動作にも勢いを付けるととたんに安定してくれるようになるので、この感覚を身につけましょう。
これに加えてよく言われている緑数字を大きくするだの、連皿を塊で認識するだのを意識して練習していき、灼熱pt.2HYPERが安定してHARDクリアできるようになれば段位での灼熱は抜けられるようになると思います。段位ゲージで突破するならそこまで難しくはないはずなのでゲーセンに行くたびに少しづつ練習していきましょう。
3曲目~総合力~
3曲目は卑弥呼。四曲のうちいちばん地力が必要なため、最難関と言われることもしばしば。
序盤の乱打を押せるようにしよう
縦連地帯に入るまでに回復できないとその後もゲージが残ることはないでしょう。ここでしっかり回復できる地力を身につけるのを皆伝合格の目安にしても良いと思います。
縦連地帯を覚える
縦連地帯(n小節目)は縦連力というよりは正しいリズムをどれだけ覚えているかに掛かっていると思います。音源を聞いてリズミカルに押せばそれほどゲージは減らないはずです。
▲同時押しに惑わされずに口ずさめるくらいには覚えよう
低速地帯について
中盤の低速地帯はそんなに難しい譜面ではないため、せめてこのくらいの低速地帯はスピードを変えずに突破できる低速力を身につけましょう。
ラストの低速地帯はかなり密になるためはじめの数ノーツを捨ててスピードを変えても良いと思います。精度を狙ううまい方々はそうしていますしね。
BPMが半分になる低速地帯はIIDXによく登場するため、☆11のHARD埋めなどをしつつ押せるようになりましょう。卑弥呼のHYPER譜面がギアチェンしないででHARDクリアできればバッチリです。
▲ピアノの音に意識を集中。バスはその場のノリでお好みに
ピギャートリルは餡蜜しよう
n小節目の通称ピギャートリルは8分で餡蜜。押しすぎるとごっそりゲージが持っていかれますしちゃんと押すのは現実的ではないと思います。
二重階段はどうあがいても皆伝挑戦時点の地力では押せないので耐えることに専念しましょう。日頃からChrono Diver -PENDULUMs-とConfiserieをノックして地力を上げましょう。
4曲目~冥~
皆伝のボスは冥です。いよいよ最後の曲ですね。
▲中盤の低速から少しづつ加速していくところが難所。練習になる譜面がほとんどないため難しい
序盤の乱打を正確に
冥を大まかに構成分けすると
地力地帯→低速~加速→根性→ウイニングラン
と分けることができます。
序盤の地力地帯もここまで来れたあなたならしっかり押せるはずなので落ち着いて回復しましょう。BPMが200とかなり早いこともあるので指を早く動かすことを意識すると良さそうです。
回復できてもできなくても低速地帯へ。
ベチャ押し運指の習得
低速地帯~根性地帯(51~65小節目)を抜けるにはこちらのサイトが役立ちました。それにあたって僕が練習したのがベチャ押し運指の習得です。
スクラッチの来るリズムを覚えて1+3+皿を正確に。これができると精度は出ませんが1+2+3+皿を皿側の手で押すことができるため押せる配置が一気に増えます。中伝になったあたりから練習してみると良いと思います。
先述のリンクの記事は1Pサイドでの攻略方法だったため、2Pサイドで遊んでいる僕はMIRROR段位を受けることに。ちょうど当時のCopulaバージョンから段位モードでMIRRORを掛けられるようになったため助かったなといったところ。
ウイニングラン地帯を乗り越えたら皆伝合格です。とても嬉しかったことを憶えていますね。
▲合格時のリザルト画面。喜びのあまり写真がブレている
おわりに
全編を通して僕がしたのは継続した練習とモチベーションの維持、そしてネット上での検索です。これらをしっかりできればどの音ゲーでも上達し続けることができると思います。
ここまで上達したことで効率の良い努力の仕方やらテレビゲームを楽しむ方法を知ることができ、とても良い経験をすることができたと思います。
この日記を最後まで読んでくれたあなたはとても上昇志向が強い方だと思うので、これを読んだことで何か得られるものがあったなら幸いです。
お読みくださりありがとうございました。
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