BMS___パソコン上で演奏ゲームが楽しめるデータの総称です。曲データと譜面データ、それとプレイヤーを用意することで無数にある楽曲を楽しむことができます。
頻繁にオリジナル楽曲のコンテストが開かれ、音楽好きのかたがた/音ゲー好きの方々に支えられて楽曲もプレイヤーも基本的に無料で入手して楽しむことができます。
近年ではアーケード用音ゲーやスマホ用音ゲーにも人気の楽曲が移植されていますね。
IIDXを自宅で練習したい方にもオススメです。
現在主流になっているLunatic Rave2というBMSプレイヤーの紹介をします。
★LR2を手に入れよう
とりあえずYamajet様の公開しているスターターセットをダウンロードしましょう。
人気の曲がたくさん入っているのでこれだけでだいぶ遊べます。
ミラーをクリックするとダウンロードが始まり、.exeファイルを立ち上げるとパソコンの中に各種データを展開してくれます。リンク先の下のほうにもにも解説があるので割愛しますね。
★キーコンフィグをしよう
Lunatic Rave2を起動させると選曲画面が表示されます。左下の「SYSTEM OPTION」を開いて「KEY CONFIG」に入りましょう。
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ここでキーコンフィグを行うわけですが、キーボードでとりあえず遊びたい方向けにボタン配置を考えました。レベル6くらいまでの譜面を遊ぶ場合はあまり問題が無いはずです(キーボードの仕様上そこから先はしんどいです。「Nキーロールオーバー」とかで検索したり、IIDX用のコントローラーを繋いで遊んでください)。
2P KEY1から、「B」「U」「M」「I」「.(る)」「@」「\(ろ)」、スクラッチが「Back Space」
START、SELECTボタンは「Q」「W」とかでよさそうですね。設定画面から抜けるには「Esc」キーです。
__どうでしょうか?どことなくIIDXのコントローラーっぽい配置を意識して考えました。普段は専用コントローラーで遊んでいる人がBMS初心者に向けて書いている記事なので、あまり考えずに例として使ってみてください。
左手側はこのように、
右手側の4つのボタンはこのように指を置いてください。IIDXを少し知っている方は1048式といえばピン、と来るかもしれません。
★プレイサイドを変えるには(2P側で遊ぶ方へ)
また、今回紹介した設定は2Pサイド用の設定なので、スキン設定もいじる必要があります。「SKIN/SOUND」をクリックして__
「7KEYS」の「PLAYSIDE」と「TURNTABLE」を「LEFT」から「RIGHT」に変更してください。設定から抜けるには同じく「Esc」キーです。
★曲を選んで遊んでみよう
キーコンフィグが終わったら実際に遊んでみましょう。その前に「PLAY OPTION」から「MAX BPM」を設定しておきましょう。スピード設定がとてもラクになります。
曲の選択はマウスかキーボードの十字キーで、決定は白鍵盤(記事では「B」、「M」、「.(る)」、「\(ろ)」)、キャンセルは黒鍵盤(記事では「U」、「I」、「@」キー)です。IIDXと同じと考えてください。
★遊びやすいように設定しよう
曲を読み込み中/プレイ中にスタートボタン(記事では「Q」キー)を押しながらを黒鍵盤を押すとスピードを上げることが、白鍵盤を押すと下げることができます。スピード値は画像のここに表示されます。
プレイ中のアドバイスとしては、画面上のレーンとコントローラーの位置を合わせることをオススメします。遊びやすさが段違いです。
また、黒鍵盤のノーツ(音符)は色が青いことを意識しましょう。色によってどの指を使って押すのかを識別することができるようになるととても遊びやすくなります。
これで初期設定は終わりです。自分に合ったスピード設定を見つけて、いろんな曲を触れてみましょう。曲を追加したくなったらGENOCIDE様のスターターパッケージをオススメします。こちらにも人気の曲がたくさん収録されています。
★曲を追加するには
インストールした曲はLR2.exeを立ち上げて、「JUKE BOX1」タブの「ルートフォルダ追加」でLR2にファイルの場所を教えておく必要があります。
曲の追加が終わったら「MAIN」タブに戻り、「データベース自動更新」の欄で「起動時に全フォルダに対して行う」を選んで「LR2を起動」してください。こうすることでソフトが立ち上がる際に曲データを読み込んでくれるようになります。
基本的な操作は以上になります。次の記事ではもう少し便利なオプションの話をしたいと思います。