2023年9月16日、ボルテのVF20.000(インペリアル)に到達しました。それまでの記録を書き残しておきます。
前回の記事はこちら
VF対象曲の内訳
対象曲の書き出しはmaya2_sdvxさまより(到達時のバージョンは"EXCEED GEAR"となります)。
基本的にはレベル19でSランクを出すことをメインに、その前段階でレベル18でUC埋めもして地力が上がった段階でレベル20にも手を出すという方式。少しづつクセの少ないレベル19の譜面が増えているので惜しみなく活用していきました。
逆に定番のレベル20メンツは癖がついてしまいMAYHEM[MXM]以外ロクにできなかったので素直に地力を上げてゆっくりと確実に詰めていきました。
レベル18でPUCが出せたら大幅に稼げるな、と思いゲーセンに行くたびに狙っていましたが結局出ず。地力を上げてレベル19をやり込んだ方が良いですね。
きっかけ
身内の間でボルテが流行っていたこと、普段行っているゲームセンターにVM筐体が稼働したこと、オンゲキの上達にボルテが効くと聞いた、などが重なって1年弱ほどボルテをメインにプレイしていました。
その時点でVF19.000(クリムゾンI)までは到達していましたが、実際のところレベル18~の譜面に全く歯が立たないという状態でした。
ここまでに取り組んだ練習
環境を整える
いつものようにコナステ版をプレイしました。以前もこれを使用して練習していましたが、当時と違い大型アップデートが入り様々な面で快適にプレイできるようになっています。
AC版でもそうでしたが、個人的に一番助かったのはFAST/LATE表示機能の文字色を反転させられるようになったこと。他音ゲーと同じようにFASTを青、LATEを赤にすることができるようになったので混乱せずプレイできるようになりました。
†△<コナステ版ボルテの機能拡張準備が整いました。
— SOUNDVOLTEX STAFF (@SOUNDVOLTEX573) 2022年7月12日
アーケード版で追加された「エフェクトレーダー」「ゲーム画面明るさ調整」「EARLY/LATE表示色反転」が使用可能になります。
。o*(*・v・) 設定可能なクルーも増えます…おうちでも、一緒に過ごしてくれますか…?https://t.co/PVCiB0VfM9 #SDVX pic.twitter.com/Zbl8WoNVu8
▲本当に助かりました(逆になんでその配色にしてたんですか?)
コントローラをいわゆるDAOコン(FAUCETWO)に買い替え、昇降デスクも購入したことで画面サイズ以外はAC版にかなり近くして毎日1時間半ほど触っていました。
DAOコンはバネ20g、マイクロスイッチ50g軽めにしましたが、VM筐体のボタンはもう少し重いような気もします。レベル19からは縦連を両手で押す必要があるのでもう少し硬い方がやりやすかったかもしれません。
▲練習する環境を整えるためならそんなに高くないのでは?と思い始めてきました
レベル18に挑む
レベル18からは複雑なツマミ操作が要求されるので他機種で培った地力が活かせないな、という感じたのでひたすら未プレイを触る→もう一周...を繰り返しました。体感ですが初見でAA+ランクが出ていれば(よほどクセが強い譜面でなければ)練習になっていると思います。
どこまで行ってもボルテは精度を出すことが重要なゲームなので、途中でレベル16~17でSランク/995k/UCを狙う練習を挟んで精度が壊れないように管理しつつ触っていきました。
レベル18でSランク埋め
ツマミ操作に慣れていくほどしょうもない失点をしなくなってくるので、途中からレベル18でSランク埋めをしていきました。このときmaya2_SDVX様にてTier表が公開されていたので、Sランクを出したらマークを付ける→AAA+ランクだったとしても別色でマークを付ける→...とやっていくことで成果を可視化してモチベーションにつなげていきました。
ジャケット画像を長押しすることで楽曲の情報を表示してくれたり、難読なタイトルの曲をアーティスト名で検索できたりして非常に便利です。たいへん助かりました。
レベル19に挑む
レベル18Tier表の真ん中あたり(Tier5)にSランクが点き始めたころからレベル19にも挑んでいきました。ツマミ操作が複雑なのもそうですが、そもそもボタン操作も非常に早く、高速BPMが苦手な自分はここでかなり停滞することに。
レベル17で995k埋めをするなどして基礎的な精度を高めつつ指を早く動かせるようにしていきました。
並行してレベル18でUC埋めをしてVFを上げ、モチベーションを維持していきました。
▲一つのボタンに恐ろしく早い縦連が飛んでくる配置がそこそこ頻出します(画像は"無意識レクイエム (cosmobsp rmx) [MXM]")。
先にレベル18のFIRE IN MY HEART[MXM]などから練習していきましょう
発狂KSMを導入
VFが19.750を超えたあたりで完全に詰まりました。レベル18でUCを出してもVFが伸びないことは明らかなのでレベル19を触らなければいけない段階になっています。
当時の時点でレベル19には110譜面ほどあったはずですが、どうにも練習になる譜面が足りないと感じて発狂KSMを導入してプレイしていました(ここでやるべきはレベル18の上位譜面だったのだろうな、と今では感じます)。
高速BPMでかつそこまで複雑ではないツマミ操作を要求されるので、自分にとって非常にちょうどいい地力上げツールとなってくれました。
K-Shoot MANIA本体のOPTION>OTHER SETTINGSより、HSの種類の追加ができ、Cオプションを使うことで曲中のBPM変化が無くなるので純粋な地力上げに活用できるようになります。
本家の譜面で極端なBPM変化をしつつ、いわゆる稼ぎ曲になるものは数えるほどしかないのでガンガン活用していきました。
リコメンドがos8.00に到達したあたりで伸びしろを感じなくなってしまったのでいったん終了し、ACとコナステ版ボルテでレベル19を触りなおしました。
皆様お待たせしました!
— K-Shoot MANIA 査定班 (@ksm_assessment) 2020年7月2日
「発狂KSM os/us難易度表」と「KSM Score Tool Ver3.0」を公開します!
発狂KSM os/us難易度表 リンク↓https://t.co/8aBZBLsDm2
▲低難度で高得点を取ってもリコメンド値が伸びるためモチベーション維持に最適。本家譜面にクセもつかないので◎
レベル19でSランク埋め
この段階で高速BPMに耐性を付けた状態でレベル19下位の譜面をSランクで埋めていきました。直近で追加された楽曲でかつクセが少ない譜面は稼げるor練習になるため積極的に触ってVFを伸ばしつつ地力を上げていきました。
BEMANIシリーズ全体で行われた合同イベントやスタンプ解禁、APによる期間限定解禁の楽曲などが点在していましたが、半年ほど前から積極的に解禁を狙っていったのでほぼすべて活用していたかと思います。貪欲にいきましょう。
レベル20に挑む
MAYHEM[MXM]がすごく易しいと聞いていたので触ったりしました。EX.COMPするだけでAAA+ランクが出ておトクだな、と思っていましたが、後にプレイしたらSランクも出せて大満足。
ツマミの配点が非常に大きいのでどうすればいいのか分からない箇所は(ツマミの地力を上げたうえで)左右にこねくり回す(いわゆる"ハイエナ")ことでそこそこ得点できました。
レベル18でUCをいくつも出せるくらい地力があればこれもアリかなという所感。
▲該当箇所のツマミ。ほかの部分はシンプルに速いだけなので地力を上げましょう
その他、VF対象に入っている数譜面はけっこう詰めていましたが、いま思い返すとかなり背伸びしていたな、と感じます。先にレベル19をやり込むべきでした。
19.900到達後
MIRRORオプションを掛けると簡単になる譜面がいくつかあったので、調べて埋めていきました。個人的に良いなと思ったのはレベル19のCross Fire[MXM]とレベル20のWhiteOut(MXM)。癖がついてしまったものを解除する目的でも活用できるので積極的に試したいなと感じました。
光らせる方法が分からなくなったときはもっと判定が厳しい音ゲーをプレイして強引に精度の意識を引き上げたり、ゲーセンに行く前に家系ラーメンを食べる→カフェインの錠剤と救心も服用して調子を上げたり(なんで?でも実際に調子が上がる体質のようなのでやっていました)、最後のほうはかなり根性で解決してしまいました。
高速BPMといい譜面研究といい、自分が苦手な分野が詰まった音ゲーだったので終盤は気が気ではありませんでした。
【ひたすら弱い青春アミーゴ】
— みをつくし (@maokouki) 2023年9月11日
情けないぜ 助けてくれ
情けないぜ 助けてくれ
情けない助けて 助けて
情けないぜ 助けてくれ
情けないぜ 助けてくれよ
もうダメかもしれない
助けて
情けない助けて 助けて助けて
SI 俺たちを助けて 情けないぜ助けて
助けて情けない 助けて
▲最後の方でとち狂ってパクツイするぼく。やり方はともかく平静を保てる技術は大事かと思います。
おわりに
VFというシステムで実力が可視化され、技量が向上していく感覚が楽しかったです。これだけだと音ゲーとしてストイックすぎるのでキャラクターと楽曲でカジュアルに楽しむこともでき、とても魅力的なゲームだなと感じました。今後も少しずつ触っていきたいなと思います。
私生活が少しバタバタしていますが、ここからはドラムマニアを触っていきます。
個人的に特に思い入れのある機種なので、自分の中でこれが終わったら満足するのかな、とか思ったりしています。
ではまた。